謎に包まれた期待作「PRAGMATA」トレーラーの情報から徹底考察
ーーー 目次 ーーー
- 「PRAGMATA」とは?
- アナウンストレーラーの流れを整理しよう!
- 登場人物は宇宙飛行士と少女
- 舞台は現代風の仮想都市?
- 探索中心のオープンワールドか?
- 考察まとめ
- 大作ゲームはプレイだけじゃない!考察も楽しめる
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「PRAGMATA」とは?
「PRAGMATA」はカプコンから発表された謎に包まれた新作ゲームです。ソニー・インタラクティブエンタテインメントのPS5お披露目と共にこの作品のアナウンストレーラーが発表されました。今回はこのアナウンストレーラーをもとにその世界観を考察していきたいと思います。
アナウンストレーラーの流れを整理しよう!
まずは起承転結(ストーリー構成の一つ)を用いて、「PRAGMATA」のトレーラーの内容をまとめていこう。これが期待の新作「PRAGMATA」のアナウンストレーラーだ!
PRAGMATA – Announcement Trailer, Extended Cut | Next Gen (2022)
起:現代的な都市と違和感
やはり、新作ゲームで気になるのはストーリーが展開される舞台でしょう。しかし、このアナウンストレーラーではその舞台がはっきりしません。
まず、トレーラーは発展した現代風の都市からスタートします。見慣れた街並みのように思えますが、ふとした違和感を覚えるでしょう。それは電光掲示板で彩られたビル群に対して、人の姿が見当たらないために寂しい印象があるからです。
さらに、乱雑に止まった車の中を歩く宇宙飛行士のような恰好をした人物が現れます。人のいない現代風の街と未来風の宇宙飛行士、動いたままのデジタルサイネージと乱雑に止まった車たち。すでにミステリアスな雰囲気がプンプンします。
承:近未来的なホログラムと謎の少女
街を進んでいくと、宇宙飛行士が信号拳銃(いわゆるフレアガン)のようなものを打ち出します。
その効果なのでしょうか?少女のホログラムが宇宙飛行士の頭部から射出されるライトで現れます。そして、月を眺めると、実体の少女にシーンが切り替わります。ホログラムのネコが登場した後、宇宙飛行士と少女が合流します。
宇宙飛行士の扱うガジェットやホログラム、機械的な骨格が透けて見えるネコなど未来的なものがたくさん出てきます。それらを見ているだけでワクワクしてきませんか?
転:世界の崩壊と少女の能力
ネコに導かれるように視線を先に向けると、ねじれたビルとそれに絡まるツタのようなものが登場します。そして、さらに視線を奥へ向けると、驚愕の事実がわかります。
見えていた空は本当の空ではなっかたのです!そして、その人口の空を破るように人工衛星が現れ、その先の宇宙に吸い込まれるように全てが浮き上がっていきます。
少女の謎の能力のおかげで人工衛星との正面衝突は避けられたものの、宇宙に放り出されてしまいます。
結:月への着地と先に移る地球
その後、月と思われる地表に着地して宇宙飛行士と少女は地球を眺めます。
以上がアナウンストレーラーの内容になります。このようにこのトレーラー全体が起承転結の流れに沿ってまとまっているように思えます。そのため、一つの物語を読み終えたような感慨深さを感じると共に、謎に包まれた世界観の一端に触れることができるのです。
しかし、ゲームトレーラーの役割として、大きなネタバレを含むようなことはしないでしょう。このトレーラーも開発段階の内のほんの一部であると思います。ゲームトレーラーの役割については以下の記事で詳しくお話させていただいたので、ぜひ参照してみてください。
ここからはこのトレーラーを掘り下げて、考察していきましょう。
登場人物は宇宙飛行士と少女
このトレーラー全体として登場人物は非常に少ないです。一人目は初めに登場した宇宙飛行士です。
宇宙飛行士
未来の宇宙服のように見える装いの人物です。しかし、その容姿や性別すらわかりません。ハイテクなガジェットを扱い、少女のホログラムを見ていることから、後に登場する少女を探しているように見えます。
現代風の都市とは雰囲気の違う見た目から、この宇宙飛行士はこの都市の住民には思えません。では一体どこから来たのでしょうか?
少女
空を見上げる少女。見た目は普通の人間のように見ます。しかし、トレーラー終盤ではその異様な能力が明らかになります。それは人工衛星を見据えたときの行動です。
彼女の目には機械的な光が宿り、それに呼応するかのように宇宙飛行士のガジェットが動き始めます。さらに彼女はこの後に生身の状態で宇宙の月に降り立ちます。これらのことから、彼女はただの人間ではないことが伺えます。これに対比させて考えると、宇宙服に身を包んだ宇宙飛行士は人間である可能性が高いです。彼女はオートマタのような機械生命体なのでしょうか(タイトルのプラグマタとマタが重なる)?
舞台は現代風の仮想都市?
ゲームトレーラーでは二つの舞台が考えられます。月面と現代的都市です。しかし、ゲーム的なメタい発想で考えると、殺風景な月を舞台とするのは面白いのでしょうか?ここは私の願望も踏まえて考察すると、現代風の仮想都市を舞台としたオープンワールドが考えられます。また、それに付随してトレーラー中に登場した月を含めた宇宙もステージとして登場するのではないでしょうか?
また、トレーラー終盤には地球が登場します。その地球はまだ緑もあり、人工的な明かりもある現在とあまり変わらない姿に見えます。そのため、地球は荒廃しておらず、人類もいまだ健在なようです。おそらくですが、宇宙飛行士と少女は地球を目指しているのでしょう。トレーラーではそれを示唆しているように思えます。
探索中心のオープンワールドか?
今回のトレーラーの大きな特徴は戦闘シーンが一切ないということです。しかし、途中途中で使用される銃のようなものから、明らかに戦闘に近しい行為をすることが予想できます。また、途中で登場した機械的なネコは友好的な様子でしたが、上記した登場人物以外の生命体です。私はこの機械的な動物が他にも存在し、敵として戦闘するのではないかと考えています。
しかし、アナウンストレーラーで一切戦闘しないというところから、仮想都市や宇宙の探索を中心としたゲームになるのではないかと思います。また、このトレーラーで登場するねじれたビルや突如として現れた人工衛星は都市から人々が消えた原因なのでしょう。その原因を探るのがゲームの趣旨になりそうです。
考察まとめ
以上をまとまめると
というところでしょう。これから続々と情報が解禁されていくと思うので、少しづつ考察を深めていき、実際にプレイして答え合わせをしましょう!
大作ゲームはプレイだけじゃない!考察も楽しめる
ゲーム史に名を残す大作ゲームの多くはプレイヤーたちが考察を重ねることで、新たな内容が見えてくるものです。今回の「PRAGMATA」も同様に考察がはかどりそうな内容です。私が行った考察はただの一個人の考えでしかありません。皆さんもぜひ皆さんなりの考察をしてみて下さい。
では、「PRAGMATA」が無事発売されることを願いましょう。ありがとうございました。
「PRAGMATA」は2022年発売予定