天才ゲームクリエイター小島秀夫監督の「Death Stranding」発売までの軌跡
ーーー 目次 ーーー
ーーーーーーーーーー
「Death Stranding」とは？
「Death Stranding」は全く新しい世紀末の配送業ゲームです。美しくもミステリアスな世界観と奥深いストーリーで多くのプレイヤーを魅了しました。また、ゲームに登場するキャラクターがハリウッドで活躍する一流の俳優陣であることや、イベントで発表される素晴らしいゲームトレーラーの数々で発売前から多くのファンを獲得しました。
しかし、この作品が愛される理由はそれだけではありません。このゲームの開発監督が天才ゲームクリエイターと称される小島秀夫氏であることです。ゲーム業界で彼の名を知らない人はいない時代の先駆者であり、彼が監督をしているというだけで話題性満載でしょう。
小島秀夫監督
小島秀夫氏は現在、ゲーム制作スタジオ「コジマプロダクション」の代表を務める人物です。今回紹介している「Death Stranding」はこのスタジオの初タイトルになります。ですが、彼はこのゲームの制作に至るまで「KONAMI」で「メタルギアシリーズ」などの数多くの名作を生み出してきました。そのため、彼は独立前から多くのファンがいました。その一人が小島秀夫氏の友人であるジェフ・キーリー氏です。下の動画は彼が主催する「The Game Awards 2016」で小島監督について語った動画です。
この動画で分かるように、小島監督はゲーム業界で愛されるクリエイターの一人なのです。今回はそんな彼の独立後初のタイトル「Death Stranding」の発売までの軌跡を見ていきましょう。
ー 2016年 ー
「Death Stranding」発表（E3 2016）
2016年待望の小島監督の最新作が発表されました。彼を知る人々にとって待ちに待った新作です。ではさっそく、そのときに発表されたトレーラーを見てみましょう。
どうでしょうか？非常にミステリアスかつ衝撃的なトレーラーだと思います。ファンからすると小島監督と友好関係を築くノーマン・リーダスが出演していることや小島作品おなじみの「A HIDEO KOJIMA GAME」の文字、英語の「還ってくる」というフレーズなどの一つ一つがサプライズでした。彼の放った初弾は多くの人間を惹きつけ、大成功と言って良いでしょう。
第2弾ティザートレーラー発表（TGA 2016）
その後も同年に第2弾トレーラーを公開します。
このトレーラーは第1段を見た後だと、より一層混乱する内容です。第1弾ではビーチと裸の男、第2弾では戦場とスーツの男と骸骨兵士を指揮する男という全く違った内容になっています。謎が深まると同時にドンドンと小島監督の作り出す世界に魅了されていきます。
ー 2017年 ー
第3弾ティザートレーラー発表（TGA 2017）
翌年、第3弾のティザートレーラーを発表しています。こちらもまた謎の深まるトレーラーです。
今だ謎ばかりの世界観ですが、私としては小島監督らしい展開がやってきたという風に感じました。ミステリアスな敵の出現や仲間に銃を向けるシーンにメタルギアの雰囲気を感じました。
ー 2018年 ー
第4弾ティザートレーラー発表（E3 2018）
次に公開されたトレーラーからようやくゲームの趣旨が明らかになり始めます。
実際のゲームプレイ映像を含んでいるため、このゲームがどのようなゲームなのかが少しだけですが知ることがでます。また、シーンが切り替わるごとに新たな自然の姿を目にすることができ、これまでのトレーラーとはまた違った興奮を味わえます。そして、ラストのシーンではいつも通りのミステリアスなシーンで締めです。
ー 2019年 ー
発売日告知トレーラー公開
ここで待ちに待った発売日の告知です。
今までのトレーラーの中でも、音楽とマッチして一番かっこいいトレーラーです。さらに世界観やストーリーの導入が少しづつわかってきます。さらには戦闘シーンやBT（トレーラー中の幽霊のようなやつ）との邂逅、戦場のシーンなどなどが「Death Stranding」というゲームに対する期待をドンドンと高めてくれます。
キャラクター紹介トレーラー公開
ここでさらに登場人物たちの紹介トレーラーがいくつか紹介されます。小島監督作品と言えば、一人一人のキャラの濃さ！ここで紹介される一人一人が魅力ある設定を持っています。そして、ハートマンの次に紹介するルーデンス・マニアこそ前述したジェフ・キーリー氏です。
ハートマン
生と死を繰り返す人物「ハートマン」の紹介です。彼は物語中でも重要な役割を持つ人物ですが、それだけでなくとも魅力的な人物です。ハートマン役を務めるのは映画監督のニコラス・ウィンディング・レフン氏です。小島監督の友好関係で友情出演しました。また、声優を務めるのは人気声優の大塚芳忠さんという豪華なキャラクターです。
ルーデンス・マニア
ルーデンス・マニアは上記でも紹介したジェフ・キーリー氏です。そして、彼の住むシェルター周りでのゲームプレイも併せて、サプライズが豊富なトレーラーです。
ブリッジベイビー
今まで謎だった赤ちゃんの正体についての重要なシーンです。また、デッドマンという以前から出演していたキャラクターが出てきます。このデッドマンもハートマンと同様に友情出演した有名映画監督のギレルモ・デル・トロ氏です。主人公役のノーマン・リーダス氏に小島監督を紹介した人物ともいわれています。
ママ―
今まであまり登場しなかった女性キャラクターがここで紹介されます。そして、ハートマンと同様に興味深い設定を持っていることがわかります。また、その名前の由来もこのトレーラーで明らかになるのです。
ここまでで紹介されたキャラクター一人一人が非常に魅力的で重要な人物であることは分かりますが、彼らがどのようにして物語で組み合わさるのかはこの時点では全く分かりません。しかし、そのもやもやは「Death Stranding」を実際にプレイするときの最高のスパイスになるでしょう。
ブリーフィングトレーラー公開
ここでさらに物語の導入部分にあたる重要なトレーラーが公開されます。これを見れば、ある程度このゲームの序盤のストーリーについて想像できるでしょう。
ゲーム発売も近くなってきており、このトレーラーでミステリアスな世界の情報が少しずつ出そろってきました。そして、メタルギアシリーズのファンにとっては 何と言ってもダイハードマンが気になって仕方がないという感じでしょう。なんとダイハードマンの声優がメタルギアシリーズのスネークで有名な人気声優の大塚明夫さんなのです。私としては、この声をもう一度小島作品で聞けるというだけでうれしくてたまらなくなりました。
ローンチトレーラー公開
発売前、最後に公開されたのがこのトレーラーです。今までのトレーラーとも一味違う力作トレーラーでしょう。以下の記事でも紹介させてもらいましたが、正直に言って私が一番好きなゲームトレーラーです。
では、ご刮目ください。
このゲームトレーラーはまるで一本の映画を見たかのような感慨と共に、その音楽や映像の美しさに驚愕しました。また、物語の核心には全く触れずとも、そのストーリーの奥深さはこのトレーラーだけで伝わります。個人的には途中途中のゲームプレイ映像で発売が待ち遠しくなりました。
まとめ
長くなりましたが、ここまでで「Death Stranding」の発売までの軌跡を辿ってきました。人生で一度はプレイして欲しい傑作中の傑作、大作中の大作です。
小島監督は今もなお新しいゲーム創りに挑んでいます。続報に期待しましょう！
DEATH STRANDING
PlayStation 4 Pro DEATH STRANDING LIMITED EDITION【メーカー生産終了】
【新品】playstation4 pro プレイステーション4 プロ 本体 1TB ジェット ブラック(CUH-7200BB01) SONY ソニー ゲーム機
